非営利の研究機関であるCohereはこのほど、多言語AIの進歩を促進することを目的としたオープン サイエンス イニシアチブである「Aya」を発表した。

100を超える言語のテキストとコードを含む膨大なデータセットでトレーニングされたAya は多用途性とパワーを誇る。 Ayaの特徴はそのアクセシビリティーである。Cohere はそれをオープンソース プロジェクトとしてリリースするのだ。この総合的なアプローチは、AI コミュニティーでのコラボレーションとイノベーションをさらに促進することを目的としている。

Ayaは 命令チューニングと呼ばれる革新的なトレーニング方法を通じて、既存の言語モデルに見られる制限を克服しようとしているという。テキスト、コード、人間のフィードバックなどのさまざまなデータ ソースを活用することで、Ayaはパフォーマンスと汎用性の向上を実現しようとしている。

Ayaは他のAIと同様に翻訳・テキスト生成・質問応答など、幅広い用途に使用できる。 また、これまで実現できなかったまったく新しいアプリケーションの可能性も秘めているという。

Ayaに参加するには

Ayaに参加したい場合は、いくつかの方法があるという。まず、Ayaコミュニティーに参加することができる。これはおそらく、Ayaについてさらに深く学び、プロジェクトに貢献するための優れた手段だと考えられている。 また、Ayaのコードベースはオープンソースであり、誰からの貢献も歓迎しているので、その開発に参加するという選択もある。 最後に、Aya は一般に公開されているため、自分のアプリケーションに組み込むこともできる。

CohereはAyaコミュニティーにリソースとサポートを提供し、その繁栄を支えようとしている。