Dataiku(ニューヨーク)は、生成AIのコストを効果的に追跡し管理する新機能「LLM Cost Guard」を発表。企業がLLM使用状況を詳細に把握し、コストを予測することを可能にする。この機能は、Dataiku LLMメッシュの一部であり、複数のLLMプロバイダーとの統合をサポートする。

同社のFlorian Douetteau CEOは「AIは企業の成長に不可欠。しかし、生成AIプロジェクトのコストに関する懸念も多い」と述べ、LLM Cost Guardがコストの透明性を高めることを目指すと説明。ITリーダーは支出をリアルタイムで管理し、イノベーションに集中できるようになると強調した。

IDCのRitu Jyoti氏は「生成AIのコスト監視におけるDataikuの取り組みは市場の重要な需要に応えるもの」と評価。企業が生成AIを業務に取り込む中で、コストの明確化とガバナンスの統合が必要だと指摘。Dataikuは企業の持続可能な成長を支援すると述べた。

Dataikuは、LLM Cost Guardを通じて、企業がLLMコストをタグ付け、追跡し、区別することを可能にする。早期警告システムの導入により、コスト超過のリスクを軽減し、詳細な洞察を提供する。このソリューションは既に利用可能で、詳細はDataikuのウェブサイトで確認できる。

出典:プレスリリース