ForbesはStability AIの創設者Emad Mostaqueを告発する記事を発表したが、Emad Mostaque氏が同誌に反論した。

Forbesは、Emad Mostaque氏率いるStability AIが、AI技術であるStable Diffusionの開発に関与しているとの主張について、誇張だと疑っていると報じた。この記事は、Stability AIと、LMU、RunwayのComputer and Vision学習グループとの協力の範囲に疑問を呈しており、誇張だと示唆している。Forbesによれば財務上の懸念も提起されており、Stability AIが投資家と継続的な議論を行っていると浮き彫りにしている。Forbesはまた、Emad Mostaque氏の学歴、これまでの職歴、パートナーシップに関する発言の正確性に疑問を呈し、矛盾をほのめかした。

これに対して、Emad Mostaque氏はForbesの記事で提起された問題を取り上げ、自身のブログ投稿で11項目にわたって反論した。

例えば自身の学歴作業疑惑について、卒業式には出席しなかったが、学位を郵送で受け取るためにこれから60ポンドを支払うつもりだと述べた。また、以前のヘッジファンドでの勤務について、共同最高投資責任者として入社し、ポートフォリオ構築を担い、それを評価されて業界の賞を受賞したと説明した。このヘッジファンドは同氏の退職後につぶれたとしている。Stable Diffusionとの関係については、その最初のリリースの開発から協力者となっていることをたびたび公表してきた、としている。

こうした反論に対してForbesが再度反論するのかどうか、見守ろう。