CINC(東京都港区)は、消費者の多様な趣味嗜好に対応するため、生成AIを活用した新機能を社内ツールに追加した。Instagramの投稿案を生成する「AI投稿案生成機能」は、ハッシュタグ分析に基づき、効果的な投稿文を提案する。

同機能はOpenAI社のGPT-4を使用し、高評価の投稿やユーザー傾向を分析。これにより、マーケティングの効率化を図るとともに、プラットフォームのアルゴリズム変更にも迅速に対応できる。最大200件のハッシュタグを一括で処理し、短時間で投稿案を生成する点が特徴だ。

今後、CINCは「全プラットフォーム調査」機能の追加も予定している。Instagramだけでなく、X、TikTok、YouTubeなど複数のプラットフォームにまたがるトレンド分析が可能になる。さらに、ソーシャルリスニング機能を通じて消費者の声を収集し、製品開発やマーケティング戦略に生かす計画もある。

CINCは、ビッグデータと独自のテクノロジーを活用したサービス提供を続け、クライアントのビジネス成長を支援していく方針だ。同社の詳細情報やサービスに関する問い合わせは、公式ウェブサイトまたはメールで受け付けている。

出典:プレスリリース