EQUES(東京都文京区)は、万協製薬(三重県多気郡)とAIを活用した品質保証業務の効率化を目指す実証実験を開始した。このプロジェクトは「TOKOWAKA-MIE事業共創推進事業」の一環として行われる。

同社は、医薬品製造の品質保証業務における文書作成やレビューの工数削減を目指し、大規模言語モデルを用いたソリューション開発に取り組んでいる。万協製薬との実験では、変更申請書の自動生成を試みる。

「TOKOWAKA-MIE事業共創推進事業」は、eiiconと三重県庁が運営するビジネス創出プログラムである。2024年3月19日のDEMODAYでは、製薬会社の働き方改革に向けた共創の進捗と展望を発表する予定だ。

万協製薬の松浦信男氏は、AIを活用した品質保証業務の効率化により、生産性向上やスタッフのやりがい向上につながるとコメント。EQUESと協力し、三重県及び日本企業の未来に貢献したいと述べた。

出典:プレスリリース