FIXER(東京都港区)と宮崎銀行(宮崎県宮崎市)は、生成型AIサービス「GaiXer(ガイザー)」を用いた銀行業務の効率化を目指す実証実験を開始した。この取り組みは、宮崎銀行のデジタルトランスフォーメーションを支援し、営業店の手続き検索や本部のFAQ対応などを効率化することを目的としている。

宮崎銀行は、中期経営計画「First Call Bank」の達成に向けて、FIXERと協力し、生成AIを活用することで業務の効率化を図る。FIXERは、AI技術を駆使して宮崎銀行の業務改善をサポートする。

「GaiXer」は、ChatGPTなどの生成AI技術を活用し、Azure OpenAI Servicesを基盤に開発されたサービスだ。データ保護機能やアクセス制御機能を備え、業種別テンプレートを用いたプロンプト作成支援や、高品質な回答生成を可能にしている。

FIXERは2009年に創業し、クラウドネイティブカンパニーとして、日本のクラウド黎明期からAzureの普及に貢献してきた。政府の「クラウド・バイ・デフォルト原則」に基づき、エンタープライズシステムのクラウド化を推進し、日本のDXを加速させることをミッションとしている。

出典:プレスリリース