FIXER(東京都港区)は、外務省と「生成AI活用のための環境構築及び運用」に関する契約を結んだ。2024年5月15日に契約が締結され、エンタープライズ向け生成AIプラットフォーム「GaiXer(ガイザー)」を用いて外務省の業務効率と生産性の向上を目指す。

「GaiXer」は、Azure OpenAI ServiceやGPT-4 Turboを活用し、外務省内の情報検索や翻訳、要約などの業務を支援する。これにより、外務省は高度な言語処理を通じた業務合理化を図ることができる。

本プロジェクトは2024年5月から開始し、約1年間にわたって実施される。FIXERは、生成AIを用いた官公庁での実績を生かし、外務省の業務改善に貢献する。

「GaiXer」は、安全性を重視した設計で、データ保護やアクセス制御機能を備えている。業種別テンプレートを用いたプロンプト作成支援や、対話形式でのプロンプト生成テンプレート機能を提供し、利用者は初日から高品質な生成結果を得られるようになっている。

出典:プレスリリース