ジーデップ・アドバンス(東京)は、新たなGPU「NVIDIA H100 NVL」を発表した。このGPUは「Hopper」アーキテクチャーを採用し、94GBのHBM3メモリーと800億個のトランジスタを搭載。特にLLMなどの大規模AIモデル向けに開発され、2枚の「H100 NVL」をNVLinkで接続することで188GBのメモリー空間を実現する。

「NVIDIA H100 NVL」はPCI Gen5に対応し、既存のGPUサーバーやワークステーションに容易に増設可能。2枚をNVLinkで接続すると、GPU間で600GB/sの帯域幅を持つ。TDPは350W-400Wで、LLMワークロードや生成AIのシステムスケールアップに適している。

製品の型番は「NVIDIA H100 NVL 94GB」で、価格は1枚が4,945,000円(税抜き、送料別)、2枚とNVLinkセットで9,890,000円(税抜き、送料別)。製品ページはhttps://www.gdep.co.jp/products/list/v/65dfdaa8ce3d2で確認できる。

ジーデップ・アドバンスは、GPGPUやハイエンドワークステーション、ネットワーク、ストレージを用いたクラスターシステムなどを提供するAIとビジュアライゼーションのソリューションプロバイダー。NVIDIA社のエリートパートナーとして、最先端の技術を提供し続けている。製品に関する問い合わせは、同社ソリューション部まで。

出典:プレスリリース