GIHOZ(東京都千代田区)は、テストケース作成を効率化するクラウドツールを提供している。同社のサービスは2020年11月にリリースされ、特にデシジョンテーブルテストの技法が利用者から好評を得ている。この技法は、複雑な条件を整理し、テストケースを作成するのに役立つ。

最近、GIHOZはAI機能「GIHOZ AI -BETA-」を追加し、テストケース作成の手間を軽減した。この機能は、自然言語で書かれた仕様書からAIが自動でデシジョンテーブルを生成する。これにより、テストケース作成が簡単になり、時間とコストの節約にもつながる。

「GIHOZ AI -BETA-」は、ユーザーのデータをAI学習には使用せず、1日5回まで無料で利用できる。生成したデシジョンテーブルは保存し、再利用することも可能だ。ただし、現在はベータ版であり、出力内容の正確性をユーザー自身で確認する必要がある。

GIHOZは4月17日にオンラインセミナーを開催する。セミナーでは、テスト技法ツールの選び方や効率的なテスト作り、AIを活用した自動化の未来について紹介する。参加は無料で、ソフトウェア開発やテストに関わる人々に向けて行われる。

出典:プレスリリース