GMOインターネットグループ(東京)のGMO教えてAIが運営する生成AIプロンプトポータル「教えて.AI byGMO」は、2023年11月16日にユーザーがカスタムAIチャットボットを構築できるChatGPTの新機能「GPTs」の共有機能を搭載した。さらに、ChatGPTの進化に合わせて、画像生成プロンプトに対応することも決定。2023年12月には、画像生成プロンプトの「投稿」だけでなく「実行機能」も搭載予定とのこと。

「教えて.AI byGMO」は、有用なプロンプトが数多く集まるだけでなく、ユーザーが作成した「GPTs」を世界に公開し、簡単に共有できるプラットフォームへと進化。AIに関心がある人たちの耳目や知識が集まる「場」となることで、AI産業に新たな価値を提供し続けるという。

「教えて.AI byGMO」は、ChatGPTやBardなどの生成AIが利用者の意図通りの結果を出力するために必要な「プロンプト」のポータルサイトである。運営会社の取締役を務める木内翔大氏、茶圓将裕氏などAIの専門家が作成したプロンプトのほか、GMOインターネットグループ内での公募により集まり、有用性が確認されたプロンプト、ならびにユーザーが投稿するプロンプトが掲載されている。ユーザーは「無料で」「手軽に」「高品質な」プロンプトを利用でき、現段階ではOpenAI社のAPI(モデルGPT-3.5)を利用することで、プロンプトをその場で実行し文章を出力することが可能とのこと。

新たに設けられた「GPTs」のタブから「GPTs」の検索が可能になり、「GPTs」を共有する場合は、プロンプト作成ボタンから作成画面を進んでプロンプト詳細設定の「プロンプト説明」欄に「GPTs」のURLを記載することで投稿できる。さらに、現在「GPTs」の投稿や検索により適したユーザーインターフェイスや機能の開発・実装を進めているとのこと。「教えて.AI byGMO」は、今後も目まぐるしい速度で進化する生成AIの動向にいち早くキャッチアップし、ユーザーにより便利に生成AIを利用できるよう努めていくという。

出典:プレスリリース