NDISは業務改善クラウドサービス「kintone」上で利用可能なAIチャットボット「きんちゃぼ」にChatGPT連携機能を追加した。これにより、ユーザーはkintoneから直接ChatGPTを使用し、対話を続けることができるようになる。セキュリティーリスクの抑制と組織内での利用管理も強化されたという。

「きんちゃぼ」はIBM Watson Assistantを基盤とし、用意されたコーパスで回答するが、新機能によりコーパス外の質問にもChatGPTが対応。ユーザーは迅速に情報を得られるようになる。ただし、ChatGPTの利用には別途契約と設定が必要だという。

ChatGPTとの対話では、過去の質問と回答を引き継ぎながら会話が可能になる。これにより、自然なやり取りが実現される。また、ChatGPT APIやAzure OpenAI Serviceを通じた利用で、入力データが再学習に使われることはなく、安全性が保たれるという。

組織内でのChatGPT利用はkintoneの管理画面から一括で管理できる。これにより、利用状況の確認が容易になり、ユーザー数に関わらず安心して使用できる。ただし、会話の文字数に応じた課金が適用されるとのことだ。

出典:プレスリリース