NVIDIAは、最新のAIプラットフォームであるNVIDIA AI Enterprise 5.0のリリースを発表した。これは、生成AIアプリケーションとアクセラレーションコンピューティングの展開を容易にするように設計されたマイクロサービス スイートを導入する。このプラットフォームはさらにアクセスしやすくなり、トップのクラウドサービス プロバイダー、システムビルダー、ソフトウェア ベンダーによって提供されている。ユーザーの中にはUberも含まれており、プラットフォームエンジニアリング担当副社長のアルバート グリーンバーグ氏は、高パフォーマンスの顧客サービスを提供する上でのソフトウェアの重要性を強調した。

NVIDIA AI Enterpriseの新バージョンには、AIモデル展開用のNVIDIA NIMやルート最適化用のNVIDIA cuOptを特徴とするNVIDIA CUDA-Xコレクションなど、一連のマイクロサービスが含まれている。これらのサービスは、セキュリティーとエンタープライズグレードの管理ツールとの互換性を確保しながら、展開時間を数週間からわずか数分に大幅に短縮することを目的としている。このプラットフォームは、さまざまなNVIDIA GPU、ネットワークハードウェア、仮想化ソフトウェアもサポートしている。

NVIDIAのAIプラットフォームは多用途に設計されており、さまざまな環境で実行できる。間もなく、AWS、Google Cloud、Microsoft Azure、Oracle Cloudなどの主要なクラウドマーケットプレースで利用可能になる予定だ。さらに、このソフトウェアは、NVIDIAサポート付きのVMware Private AI Foundationを通じて仮想化データセンターに導入できる。このプラットフォームは、特にRed Hat OpenShiftやCanonicalのCharmed Kubernetesなどとも互換性があり、HPE ProLiantサーバーに組み込まれる予定だ。

同社のAIコンファレンスであるNVIDIA GTCでは、ユーザーがNVIDIA AI Enterpriseの体験を共有する予定だ。ServiceNowの最高デジタル情報責任者Chris BediとAI製品担当副社長Jeremy Barnesが、生成AIの可能性と開発者の生産性について話し合う予定だ。BlackRock、Medtronic、SAP、Uberの幹部もさまざまな業界でのユースケースを紹介する。NVIDIAのCEOであるジェンスンファンが基調講演を行い、同社のAIへの取り組みについてさらなる洞察を提供する予定だ。

ソース:NVIDIA Newsroom