Picus Securityは、セキュリティーチームの能力を強化するために設計されたセキュリティー検証プラットフォームの追加機能であるPicus Numi AIを発表した。この新しいツールは、生成AIを活用して、組織のセキュリティー体制に関するカスタマイズされた洞察を即座に提供し、情報に基づいたリスクベースの意思決定を可能にする。自然言語クエリーを入力することで、ユーザーはセキュリティー検証評価の結果を迅速に取得し、脆弱性に対処するための優先順位付けされた推奨事項を受け取ることができる。

同社の最近のPicus Blue Report 2023では、さまざまな種類の攻撃に対する防御の最適化など、セキュリティーチームが直面する複雑な課題が明らかにされている。Picus Numi AIは、生成AIを利用して組織が重要な焦点領域を特定できるようにすることでこれらの課題を簡素化し、手動プロセスを合理化してリソースを節約することを目指している。このAIは、広範なデータポイント ネットワークを含むPicus Exposure Graph上で動作し、差し迫ったセキュリティーの質問に対する正確な回答を生成する。

Picus Securityの共同創設者兼CTOであるVolkan Ertürk氏は、AI主導の洞察を通じて最小限の労力で組織のセキュリティーを強化するという同社の取り組みを強調した。Picus Numi AIの導入はこの目標達成に向けた一歩であり、AIベースの攻撃シナリオ識別、自動リスク軽減、予測セキュリティー分析など、AI主導のユースケースをさらに開発する計画がある。

Picus Numi AIは現在ベータテスト中で、5月に広くお客様にご利用いただける予定だ。同社は引き続き、あらゆる規模のセキュリティーチームがセキュリティー対策を効果的に検証し、最も関連性の高いリスクに対処できるようにするツールの提供に注力している。

出典:プレスリリース