楽天(東京)とOpenAIは、通信事業者のニーズに応えるAIツール開発に取り組む。既存の「Rakuten AI」プラットフォームを拡張し、カスタマーサービスやネットワーク最適化、予知保全ソリューションを提供する。これにより、通信事業者はネットワーク問題を迅速に検出し、解決する能力を高める。

楽天のCDOティン・ツァイは「通信業界は技術進化の大きな転換点にある。Open RANにより、AIアプリケーションを活用した運用が可能になる」と述べる。OpenAIのCOOブラッド・ライトキャップも「楽天との協業でAIを通信に応用し、先進ソリューションを提供できることを楽しみにしている」とコメント。

楽天モバイルと楽天シンフォニーは、Open RAN技術による完全仮想化クラウドネイティブモバイルネットワークを世界で初めて展開。楽天は、楽天モバイルでの経験を生かし、通信業界の課題解決に貢献する。

2023年11月に発表された戦略的パートナーシップに基づき、楽天とOpenAIは協力を進める。楽天のOpen RAN知識とOpenAIのAI技術を融合し、通信業界のAI活用を推進する。

出典:プレスリリース