SAP(ドイツ)は、出張・経費管理体験を向上させるための生成AIを搭載した新機能とパートナーシップを発表。この発表はラスベガスで開催されたSAP Concur Fusion 2024で行われた。

SAP Concurは、全世界で9,200万人以上のユーザーに利用されている出張・経費管理ソリューションのリーダー。新しいビジネスAI機能を通じて、出張・経費管理の時間短縮と精度向上を図る。

新機能には「Concur Request」があり、生成AIを用いて出張費用の見積もりを高精度で提供。「ExpenseIt」は領収書画像から自動で経費レポートを作成し、Concur Supportでは生成AIが自然言語での質問に迅速に回答する。

Concur Travelは、American Express GBTやHRSなどとの連携を強化し、ホテルや鉄道の選択肢を透明に提供。Microsoft Teamsとの連携やThrust Carbonとの提携により、サステナビリティに基づいた出張選択が可能に。

Concur Expenseの新機能はモバイルに最適化され、Mastercardとのパートナーシップにより経費レポートの自動作成が実現。詳細はSAP Concur Fusionでのアナウンスを参照、またはバーチャルイベントへの参加を。

出典:プレスリリース