SBI生命(東京都港区)は、社内サービスデスク業務の一部をAIオペレーターが担う新アプリケーションを導入し運用を開始した。これにより、社内システムに関する問い合わせ対応が効率化される見込みだ。

同社は、社業拡大に伴う問い合わせの複雑化に対応するため、生成AIを活用した新システムを開発。AIオペレーターが、従来の有人対応を置き換える形で業務を行う。

AIオペレーターは、Amazon Connect Voice IDを用いた声紋認証からアカウントロック解除までのプロセスを自動化。GPT-4のFunction calling機能やAmazon Lexとの組み合わせで、FAQ対応も強化された。

今後、SBI生命はAIオペレーターの対応範囲を拡大し、コールセンター業務にも応用する計画だ。災害時の事業継続計画(BCP)にも寄与するとしている。

出典:プレスリリース