WEEL(東京都新宿区)は、生成AIに関するメディア運営やコンサルティング、開発を手がけてきた企業である。その理念として「透明性の高い適切な情報発信」を掲げ、生成AIを使用する上でのリスク対策や社内活用方法をまとめた社内Wikiを外部公開することを決定したと発表した。

WEELの生成AI社内Wikiは、コンサルティングに携わるメンバーが生成AIの知識にすぐさまアクセスできるように作成されたもので、生成AIの歴史、ChatGPTの仕組み、プロンプトテクニック、生成AIの活用方法、学習テクニック(エンベディング、ファインチューニングのコツ)などを中心にまとめられている。また、関連する専門用語や概念も網羅しており、一読すれば生成AIがどのような技術なのかが理解できるという。

このWikiはもともとWEEL社内での利用を想定して作成されたものだが、より多くの方に生成AI技術に触れてもらいたいとの考えから、外部公開を決定したとのこと。そのため、個人学習はもちろんのこと、社内研修やセミナーも含めて自由に利用できるという。

WEELは、自社で運営する生成AIに関するメディアが毎月40万人に閲覧されているという。日々AIの最新情報を仕入れ、自らソースコードを触りレビューしているため、業界トップクラスの知見を持つと自負している。また、自社内での複数のAIプロダクト開発、プライム上場企業様含め多くのお客様との研究開発など、生成AIの社会実装を一手に請け負っているという。

出典:プレスリリース