Yoom(東京都千代田区)は、AIナレッジベース「Yoomナレッジ」を通じて、企業の情報活用を支援している。Google DriveやNotionなど多様なSaaSツールから情報を集約し、AIで瞬時に検索可能にするシステムを提供。従業員は対話形式で質問し、必要な情報を迅速に得られる。

同社は最近、GmailやOutlookで受信したメールに対し、AIが社内ナレッジを検索し、返信文を自動生成する機能を追加した。この機能はカスタマーサポートや営業、バックオフィスなど幅広い部門での利用が見込まれる。

一般社団法人日本ビジネスメール協会の「ビジネスメール実態調査2023」によると、ビジネスパーソンは1日に平均15.24通のメールを送信し、約88分をメール作成に費やしている。Yoomナレッジは、この時間を大幅に削減し、従業員が他の業務に集中できるよう支援する。

Yoomナレッジは、SlackやPDF、Notionなどから情報を自動集約し、AIが精査してナレッジを生成。ChatGPTを活用した対話形式での検索も可能で、利用料金は1ユーザーライセンス月750円から。詳細は公式サイト「https://lp.yoom.fun/knowledge」で確認できる。

出典:プレスリリース