コグニザント(ティーネック)とマイクロソフト(レドモンド)は、企業のビジネスオペレーション変革と従業員体験向上を目指し、パートナーシップを拡大すると発表。マイクロソフトの生成AI/Copilotを数百万人のユーザーに提供し、米国GDPに1兆ドルの価値をもたらすことを目指す。インドにおけるAI導入も加速し、2025年までにGDPの10%増加が見込まれる。

コグニザントは、Microsoft 365 Copilotライセンスを2万5000ユーザー分、Sales Copilot / Services Copilotを500ユーザー分購入。11業種のグローバル企業顧客向けにCopilotを展開し、35,000人の開発者がGithub Copilot研修を受講、さらに40,000人が受講予定。CEOのRavi Kumar Sは、生成AIがビジネス成長の新たな可能性を切り拓くと述べ、3年間で10億ドルを投じる計画を明かす。

マイクロソフトのJudson Althoff氏は、コグニザントとの協業が企業の生成AI活用を支援し、ビジネスオペレーション変革と従業員体験向上に貢献するとコメント。特に、医療業界での生成AI活用による効率化やサービス質向上の可能性を指摘。コグニザントはTriZettoプラットフォームを通じて、医療保険事業者のコスト削減と患者の転帰改善に貢献している。

コグニザントとマイクロソフトはCopilot Studioプラットフォームを用いた業界特化ソリューションの提供に向けて協力。生成AIを活用したユースケース開発に注力し、教育、通信、メディア、製造業など多岐にわたる業界での適用を進める。コグニザントはAdvanced AI LabでAI分野の「科学」と「実践」を推進し、AIイノベーションスタジオを世界各地に開設。責任あるAI活用にも注力し、Microsoft Specializationでグローバルリーダーとしての地位を確立している。

出典:プレスリリース