OpenAI/ChatGPT
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OpenAIとその生成AI「ChatGPT」のトピックを取り上げます。
Teammate新AIサービス3種リリース
Teammate Pte. Ltd.(シンガポール)は、新たに3つのサービスをリリースした。これらは「Teammate Aug」、「Teammate Intel」、「Teammate Infer」と名付けられ、既存の「Teammate Lang」に加わる形で提供開始される。各サービスは、開発者が生成AI技術を社会実装する上で直面する課題に対応するために設計されている。
「Teammate Aug」は、アジャイル開発とオブザーバビリティを組み合わせたマネージドRAG開発基盤である。少数データに基づく知識を活用し、ファインチューニングに優れた回答を生成する。OpenAIやCohereのモデル連携に対応し、Voyage AIやJina AIへの対応も予定されている。また、「Teammate Intel」はLLMアプリの信頼度を高めるオブザーバビリティツールで、生成結果の監視や問題の発見、評価が可能なダッシュボードを提供する。
「Teammate Infer」は、オープンソース生成モデルのサーバーレス推論APIサービスだ。OpenAI APIと同じ形式で出力され、日本語モデルを含む
neoAIとゆうちょ銀行AI導入協力
neoAI(東京都文京区本郷)はゆうちょ銀行(東京都千代田区大手町)と業務効率化を目的に生成AIの導入を行う。両社は実証実験を通じて、生成AIが照会業務や文章作成などに有効であることを確認。neoAIの「neoAI Chat」が採用された。
ゆうちょ銀行は、社内業務の効率化に生成AIを活用するため、自社データを学習させたソリューションが重要と考えている。簡単に専門的なAIを作成できる「neoAI Chat」の導入を決定し、今後も業務効率化を進める。
neoAIの寺澤滉士良COOは、生成AIの社内環境整備だけでは不十分で、実際の業務に紐づくユースケースで成功事例を作ることが重要と述べる。neoAI Chatを用いて、金融業界の業務改革を目指す。
「neoAI Chat」は、Azure上で構築されたAIプラットフォームで、ChatGPTなどの大規模自然言語モデルをカスタマイズして利用可能。セキュリティー面でも高いレベルを確保しており、企業活動に特化したAIを提供する。
出典:プレスリリース
ベルシステム24社内SlackにGPT-4o導入
ベルシステム24(東京都港区)は、米OpenAI社のChatGPT API「GPT-4o」を社内Slackで使用開始したと発表。社員1万人が対象で、社内業務への応用を目指す。
同社は2023年4月からChatGPTを利用し、その経験をクライアントのDXサービス開発に生かしている。また、日本マイクロソフトの「Azure OpenAI Service」やGoogle Cloudの「Vertex AI」を用いた実証実験も実施。
新たに導入された「GPT-4o」は、従来の2倍の速度で応答可能。テキスト、音声、画像の組み合わせによる高度なやりとりが可能になり、社員のスキルアップを促進する。
ベルシステム24はAIを活用したビジネス開発を進めており、人事やマーケティング、一次産業などでDXサービスを展開。AI活用を推進し、業務効率化と新サービス開発を目指す。
出典:プレスリリース
OpenAI新APIモデルGPT-4o発表
OpenAI(アメリカ)は、新APIモデル「GPT-4o」を発表。日本時間5月14日に公開されたこのモデルは、テキスト、オーディオ、画像を組み合わせた入出力が可能で、人間とコンピューター間の対話を自然に行うことを目指している。応答速度は音声入力で最速232ミリ秒、平均320ミリ秒となっており、言語サポートも強化されている。
また、APIの使用コストは従来のモデルに比べて50%削減され、視覚と音声の理解能力も大幅に向上している。これにより、よりコスト効率の良いAIの利用が可能になる見込みだ。
一方、Crewは生成型AI「ChatGPT」の利用時に生じるセキュリティー問題に対処するための機能を提供。個人情報の検知と非表示、従業員の権限設定、ログ監視などを通じて、企業がChatGPTを安全に使用できる環境を整えている。企業は独自の秘密情報をフィルタリングするNGワードを追加することができ、企業メールアドレスでの簡単な登録や、グループチャットによる情報共有が可能だ。
さらに、Crewは書類を元にした会話機能も備えており、社内文書をアップロードしての回答や、繰り返し発生する作業
Teammate資金調達でAI開発加速
Teammate Pte. Ltd.(本社:シンガポール、CEO:大塚智哉)は、ANOBAKAとサイバーエージェント・キャピタルの主導で400,000USDの資金調達を実施。これにより、生成AIを取り入れたツール「Teammate AI Services」の開発とグローバル展開を加速する。
ANOBAKAとサイバーエージェント・キャピタルが株主として参加。Teammateは「人間の真のチームメイトになれるAGIの実現」を目指し、重要なマイルストーンを踏み出す。資金は生成AIアプリケーション開発基盤の強化と技術イノベーションに充てられる。
ChatGPTの登場以降、生成AI技術への認知が広がる中、Teammateは専門知識がなくてもAI開発が可能なプラットフォームを提供。多様な業界でのビジネスバリュー創出を支援し、日本市場での提案力強化を目指す。
新サービスとして「ハルシネーション」防止のRAG開発基盤や、日本語モデルのサーバーレスAPIサービス、AI出力結果の監視基盤を開発。東京オフィス開設を予定し、AI開発者コミュニティーの発展にも投資。9月のAIコンファレンスでC
DataRobot日本データセキュリティ強化
DataRobot(ボストン)は、日本市場におけるデータセキュリティー強化に向けて動き出した。生成AIの利用拡大に伴い、データ保護やデータレジデンシーのニーズが高まる中、同社はAmazon Web Services東京リージョンでのサービス提供を開始。これにより、日本企業は国内データを保持しつつ、同社のAIを利用できるようになる。
また、DataRobotは小規模ビジネス(SMB)向けに新たなライセンス価格を導入。中小企業や地方自治体、教育機関などへのサービス提供を強化し、AIの普及を促進する。馬場道生ジャパンカントリーマネージャーは、東京リージョンでのフルマネージドサービス提供が日本でのAI需要の高さを示すものと述べた。
同社は、AIプラットフォームの需要に応え、顧客がAIからビジネス価値を得るための支援を続けるとしている。詳細は公式ウェブサイトやSNSで順次公開される予定だ。さらに、6月12日には「DataRobot Launch Event ~2024 Spring」を開催し、最新サービスや製品を紹介する。
DataRobotは、AIをビジネス価値に変える支援を
Allganize新LLMモデル追加発表
Allganize(東京都)は、企業向けオールインワン生成AI・LLMプラットフォーム「Alli LLM App Market」にOpenAI社のGPT-4o、Google社のGemini 1.5 ProとGemini 1.5 Flashの3モデルを追加した。これにより、顧客は100以上のアプリケーションから業務に合わせたLLMモデルを選択できるようになる。
「Alli LLM App Market」は、ドキュメントからの自動回答生成や契約書チェック、報告書作成など、即座に業務に導入可能なアプリを提供。新たに加わったLLMモデルは、既存の顧客が追加料金なしで利用可能だ。
同プラットフォームは、プロンプト不要のアプリやノーコードアプリビルダー、自社データ連携、セキュリティーなどを一体化して提供。業務の効率化や高度化を図るため、社内データや業務システムとの連携も可能だ。
Allganizeは、AIを活用してビジネスのワークフローを自動化することを目指し、日本、米国、韓国で事業を展開。GPTシリーズやGeminiシリーズなど、用途に応じたLLMモデルを選べる柔軟性が特徴だ。